仲南の杜(もり) 大黒柱伐採ツアー2008 レポート! | ||||||||||||||||
>HOME | ||||||||||||||||
讃岐舎倶楽部恒例となった大黒柱の伐採現場を見学するイベント。今回もまんのう町「仲南の森」を舞台に開催しました。実際に新築する家の大黒柱になる木が、住まい手さんご家族の見守る目の前で林家
豊田均氏の手によって伐り倒されます。 今回は4家族の大黒柱、4本を伐り倒しました。樹齢75年前後の桧がご家族の見守る前で伐採されました。 今年もマイクロバス3台を繰り出したビッグイベントとなり、過去最高の72名の参加で盛り上がりました。 伐採バスツアーとしての開催は、今回で7回目。(春の山見学ツアーを含めると8回目) 大黒柱を伐ったご家族はこれで27家族になりました。 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
クラブ代表の第一声から始まります。いつもと違ってスタートは「管理林」と「放置林」の比較現場から・・・ |
右側の明るい森は豊田さんの「管理林」、健全な人工林です。左側の暗い森が「放置林」、生育不良の檜が林立しています。 | |||||||||||||||
比較しながら山を一回りします。 |
お昼はいつもの「土場」で昼食、一休み。 | |||||||||||||||
本日のお弁当です。いつものように経木の容器にくるまれています。 |
午後からは、いよいよ伐採現場へ向かいます。 | |||||||||||||||
ちょっとした山登り気分で伐採柱まで歩きます。 |
お清めのお酒を振る舞います。 | |||||||||||||||
塩と米で清めます。 |
1本目の柱はちょっとトラブル。周りの木に引っかかってしまいました。 |
|||||||||||||||
豊田さんがすばやく木にワイヤーロープをくくりつけます。 |
無事倒れました。 | |||||||||||||||
これから伐る桧の前でご家族で記念撮影です。 |
見事に倒れました。 | |||||||||||||||
伐採の様子を動画でどうぞ・・・ |
||||||||||||||||
切り株も美しいですね。 |
||||||||||||||||
子供達も一生の記憶に残ることでしょう・・・ |
山の恵みです。 | |||||||||||||||
参加者の皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。「伐採ツアー」をとおして、山のこと、家づくりのこと、環境のこと・・・・いろんな事を肌で感じて頂ければ幸いです。 来年以降も継続して開催していきたいと思います。よろしくお願いします・・・ |
||||||||||||||||
【参加者の声】 | ||||||||||||||||
「木の倒れる様子がかっこよかった。」 「手入れできる人がいないのはつらい」 「今日伐った木より太い木があったが、あれはどんな家に使うんですか?」 「伐った木はどうやって何人ぐらいで運び出すんですか?」 「林業で生計をたてるのは、大変ですか?」 「これからももっと良い家づくりができることを期待しています。このようなイベント・体験をとおして家づくりの素晴らしさが少し分かりました。ありがとうございました。」 「初めて見ることなので・・・貴重な体験ができたと思う。」 「林業家の育成が必要であり、環境作りも必要であると思います。」 「木についていろいろと知りたいです。」 「今の日本の山の現状をほとんど知らない。知らないということが、よくわかった。」 「初めて見ることばかりで驚きが一杯でした。」 「今の日本の山は危機的状況だと思います。守るだけでなく積極的に山にかかわっていかなくてはと思います。」 「伐採の瞬間の感動、自分の家の柱じゃなくてもいいものでした。ヤジウマで参加したのですが、思い切り森林浴を楽しめて良い体験をさせてもらいました。」 「個人の情熱や力だけで森を守るのは限界があると思います。行政に本気で取り組んでもらいたいと思いました。」 「実際に体験できたことが、嬉しかったです。日常では体験できない事だったので、親子供にとても良かったです。」 「日本の山、大切にしていかないといけないと感じました。何か、できる事があるのか考えたいです。」 「多くの林業家の方が働ける環境がもっとととのったらよいとおもう。」 「子供達や自分達も、実際に木を伐採するところを見たことがなかったので、迫力もあり良かったです。」 「管理林と放棄林、よく耳にしてましたが、見比べることによりその違いや必要性がよくわかりました。」 「木が倒れる時、とても鳥肌が立ちました。香りや年輪は一本一本違いがあって面白かった。」 「木を伐ったので、逆に(お返しに)植える作業を手伝ってみたい。」 「もっと世間にこの現状をアピールするべし、森を豊かにすることで農業、漁業も豊かになるとかも案内してほしい。」 「長い年月をかけて森林が手入れされ、家の柱になるのが実感できた。」 「世界第二位の森林、良質な地元の木材を活かさないのはもったいない。」 「地元の木、地元の素材を使って家づくりをする姿勢を、これからも貫いて下さい。」 「間伐材を伐ってみたい。」 「今日は楽しかったです。生きてる木が家をつくる木になる」のが子供たちに見せることができてよかったです。」 「山の環境が悪いですね。」 |
||||||||||||||||
|