仲南の杜(もり) 大黒柱伐採ツアー2006 報告
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まんのう町仲南の杜で大黒柱の伐採現場を見学するイベントを開催しました。
実際に新築する家の大黒柱になる木が、住まい手さんご家族の見守る目の前で林家 豊田均氏の手によって伐り倒されました。今回は樹齢70年〜80年の檜。2家族と観衆の見守る前で2本の檜が見事に伐採されました。

バスツアーとしての開催は、6回目。大黒柱を伐ったご家族はこれで13家族となりました。



 開催日  2006年11月3日(金・祝日)文化の日 <晴天!>
 集合場所  OMエコショップすが(宇多津町)
 参加費  \1,000/人(昼食代、保険料含む)
 当日スケジュ−ル
 
 09:45 集合(エコショップ)
 10:00 出発(マイクロバス)
 11:00 仲南 林家 豊田氏と合流(豊田邸前)
     枝打ち体験
 12:00 昼食(お弁当) 丸太引き・薪割り体験
 13:00 伐採現場見学(70年〜80年もの檜2本)
 15:00 山の作業場出発
 16:00 「OMエコショップすが」到着、解散

(クリックすると伐採の様子が動画でご覧になれます。)
林家 豊田さんの山の土場でクラブ代表の第一声。
今回は珍しく晴天!こんなに良い天気は初めてです。

午前中は枝打ちの体験。コレが結構難しい・・。
昼食は「経木」に包まれたおにぎり弁当。
ここも自然素材にこだわってみました。

お昼休みを利用して薪割り体験。
これは良いフォームですね!
いよいよ伐採現場へと向かいます。
手入れの行き届いた檜の森は空気がおいしい!

まずは1本目。
お清め酒を惜しげもなく振る舞うクラブ代表・・。
みんなの見守る中「追い口」にチェンソーを入れる「林家 豊田均」。

枝がちょっと引っかかって・・
みんなで押してみました。
歓声と共に見事に倒れました!

ちょっと難産でしたが、立派な檜です。
切り株と建て主さん。70年生の檜です。
一生の想い出ですね。

おもむろに2本目!
檜の前で家族で記念写真。この木が大黒柱になるのです。

クラブ代表がお清めのお酒を・・
建て主さんは塩とお米をお供え。
お二人は幼稚園以来の同級生だとか・・・

斧入れの儀。
この柱には商売繁盛(?)の願いも込めて・・
倒れる瞬間。みんなが息をのみます。

こちらはねらい通り鮮やかに決まりました。
豊田さんも快心の笑み!
V字型(Y字型?)の珍しい檜です。この一本から通し柱を含め5本の柱がとれそうです。

切り株とご家族。
こちらは80年もの檜の切り口です。
大正の生まれ長老でした・・。

最後にみんなで記念撮影。
今回は過去最高の43名の参加者でした。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした・・

【参加者の声】
「思っていた以上の迫力でした。思わず 『おー!!』と叫んでました。」
「森を大切にしたいですね。」
「国産の木を上手に使っていきたい。」
「今日は楽しい一日をありがとうございました。」

「絶対に体験することのない事をいろいろさせてもらえました。」
「豊田さんの山はお一人できれいに管理されていて、すごいなあと思い、イヤの山も少しづつでも手入れしていって欲しいと思いました。」

「家づくりの想いに大変共感します。このような組織が世の中に実際に存在していることはありがたいし勇気をいただいています。」

「実際に木の倒れる姿を見て、とても感動です!!今日伐った木がクリニックのどこで使われるか。楽しみになりました。これからよろしく御願いします。」

「大変立派な木を大黒柱に選んでくださり感謝、感動しています。有り難うございました。完成がとても楽しみです。」
「伐採をしても用途が昔ほど無いため、伐採できずに山の状態が悪くなってゆくというのにはびっくりしました。地元の木を使用して家を建てるという「讃岐の舎づくり」は画期的な試みなんだなーと、改めて実感しました。

「雨は雨でいいけれど、晴れのいいお天気をいただき、木々をぬける光がなんともいえぬいいですね。又たくさんの方々の参加でなごやかにいいかんじでした。」
「現在の日本の社会そのままが、山にも表れているかんじですね。おろかな事ですね。」

「枝うちが楽しかったです。ふだんできないことがいろいろ体験できて良かったです。」

「木がたおれたときの光景が印象に残りました。」

「日本の木が実際余っているというのにびっくり。非常にもったいない。」