仲南の杜バスツア−報告
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2002年5月19日(日)香川県仲南町の「檜の山」と仁尾町の「木の家」を見学するツア−を開催致しました。当日はスタッフを含め28名が参加しハイキング気分で楽しみました。当日は小雨模様にもかかわらず予定者全員の参加となり予定通りすべてのスケジュ−ルを消化しました。「ひのきの森」は香川県で唯一の林業家、豊田均氏の説明を聞きながら数種類の樹齢のひのきの森を満喫しました。また、「手入れの行き届いている山」と「手入れのできていない山」が隣接した場所もあり、山の手入れの重要さを実感できました。

「木の家」見学では築2年の杉の家を見学致しました。杉の自然な色の経年変化を楽しむことができたと思います。また、実際に住んでいる家ということで住まい手(真鍋さん)のお話も貴重なものでした。

「讃岐の舎づくり倶楽部」では今後もこのような企画を組んでいく予定にしておりますのでお楽しみにしてください。

■■当日スケジュ−ル
 日時 :2002年5月19日(日)
     9:30  受付
     9:45  山に向けてバス出発
    10:40  山に到着(香川・仲南町のひのきの森)
         ・香川県農林水産部林務課 大石泰輔氏のお話
         ・林業家 豊田 均氏のお話
    11:00  森の散策T(手入れされたひのきの山を見る)
    12:00  昼食(山の作業場にて)
    12:50  移動
    13:20  森の散策U(手入れされた山、そうでない山を見比べる)
    14:10  移動
    15:10  「木の家」見学(香川・仁尾町)
    15:50  移動
    16:30  解散



当日アンケ−トより


「(日本の山の現状を)少し寂しく思いました。どこも後継者を育てるのは大変ですね。」

「山・木・家」などに関わっていて、一生懸命お仕事されてる方のお話を、今日のように現場でお話が聞けたらと思います。」

「木が見える家は木のぬくもりが感じられ安らぎが感じられる。」

「木のやわらかさ・あたたかさが感じられ素晴らしいお住まいを見学させて頂きありがとうございました。」

「(日本の山の現状を)少し寂しく思います」。元気な山の姿を子供たちに残していけるよう少しずつ気持ちの切り替えが必要かなと思いました。日本の木のすばらしさをもっとPRしては・・・」

「(仲南の山は)ひとの手を入れきれいに整備されているのが素晴らしかった。」

「(木の家は)杉の柱・松の床・和紙のバランスがよかった。」

「香川県にも建築に使える杉や桧があることをもっと知ってもらえればと思う。」

「林業家、つくり手、住まい手、流通を含めて住宅建築の再構築が急務である。」